紙袋を使用するなら丈夫な素材のものを選ぼう

2019.06.28

紙袋の歴史とその役割

私たちの生活に欠かすことのできない紙袋は、どのような歴史をたどってきたのでしょうか。発祥の地はアメリカで、現代のように形づけられたのは18世紀の後半頃です。普及したきっかけは、19世紀の初頭にスーパーマーケットが誕生したことであり、ここから広まったとされています。一方、日本で使用されるようになったのは20世紀の初頭頃で、当初はセメント用として使用されており、重量に耐えられるよう丈夫さも重視されていました。日本で認知されるようになったのは、デパートの買い物用としてオリジナリティーのある袋を制作したことにより、一般大衆に受け入れられるようになったためです。 ビジネスのシーンで紙袋が広まっていったのは、ただ持ち運びをする際に便利なだけではなく、商店名やロゴを入れることで広告としての役割を果たせるというのが大きな理由です。ビジネスシーンだけではなく、個人で使用する場合でもデザインがきれいな袋は私物としても使用することができますし、部屋の収納をする時には袋の大きさや丈夫さを活かすこともできます。 紙袋でよく使用されるのは、底の部分が角ばった角底袋です。角底袋は、手提げのない袋、手提げ用、手穴あき用の三つのタイプに分かれています。使用目的は、主に荷物の持ち運びが中心です。そのため使用する際、荷物の重さに耐えられるのかということは大きな課題です。キーポイントとなるのが、袋に使用している紙の素材が丈夫であるかどうかです。オリジナル紙袋の作成を考えているなら、まず紙の性質をよく知っておく必要があります。

丈夫な紙袋にはどのような紙の素材が適正か

紙袋に使用している素材には、次のようなものがあります。晒クラフト紙は、紙全体の色が白いので別名白色クラフト紙と呼ばれています。一般的に、薬局の薬袋やデパートの包装紙、紙袋としてよく使用されている素材です。メリットは、制作する際には安く済み、基本的に白色なので発色が良くフルカラーにも適していることです。デメリットは紙の性質としては弱いため、あまりにも重いものは入れることができませんし、水に弱いという点が挙げられます。 未晒クラフト紙は用紙の色が茶色であることもあり、別名茶色クラフト紙と言われます。用紙の特徴でもある自然な風合いを活かした紙袋になるので、雑貨屋さんやアパレルショップ、お菓子屋さんなどで採用されることが多くなっています。メリットはどの素材よりもコストを抑えられることです。デメリット色が茶色であるため印刷した際、発色がうまく出ないことがあるという点です。 高級感があり、なおかつ丈夫な素材のものにこだわるのであればコート紙が良いでしょう。コート紙は、別名塗工紙と呼ばれている用紙です。紙本体にグロスPPという表面につやを出す加工や、マットPPというつやを消す工法が施されています。PP加工は、高級感や耐久性を目的として使用する用法なので、施されていると紙袋の中でも特に丈夫になります。晒クラフトや未晒クラフトの素材と比較して、厚みがあることもメリットです。コート紙は、印刷物を入れるのにも大変適した素材です。 このように素材にも様々なメリットやデメリットがありますので、両者を踏まえた上で自分の目的に合わせたオリジナル紙袋の作成を依頼するようにしましょう。

より丈夫な紙袋を手にしたいのなら紙の素材以外にもこだわりたい

紙袋の表面に、コート紙と同様にPP加工をしているものは強度の高い製品です。その他、ニス引きというポリエステルを表面に塗って加工処理をしているものもあります。PP加工の製品と比べて表面の強度は若干落ちますが、印刷の保護には強い製法です。ニス引きをされた製品は、値段も安く立体感のあるおしゃれなものが多くなっています。 取っ手も、丈夫な製品かどうかを見極めるポイントの一つです。取っ手の種類には、スピンドルと言われるものがあります。スピンドルは、主にポリプロピレンとアクリルの二つの素材が使用されます。アクリルは糸でできているため、柔軟性があり持ちやすく、長時間荷物を持っていても手を痛めるということが少ないのがメリットです。ポリプロピレンの方は、PP加工を施しているので素材としても質が良く、耐久性のあるのが特徴です。次にハッピータックの取っ手は、袋の口の部分が固定されていて開け閉めも簡単にできます。主にプラスチックの素材を使用していて、重いものが運べるためビールの包装などにも利用されています。袋の口の部分が固く閉まっているので、天候が悪い場合でも荷物を保護してくれます。 袋にひもを通すためのハトメという金具の穴があるのも、丈夫な紙袋である条件の一つです。ハトメを付けることにより強度も上がります。また、強度以外にも、高級な雰囲気を感じさせるポイントにもなります。 より丈夫な紙袋を手にしたいのなら、紙の素材だけではなく袋に付随するアイテムにもこだわることが大切です。

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