レインカバーだけじゃない紙袋の雨の日対策

2019.06.10

紙袋の雨の日対策

紙袋と言えばとても身近な存在の袋であり、今や生活に欠かせない存在であると言っても過言ではありません。お店で商品を購入した際に入れてもらえるショップバッグの他、100円ショップやラッピング用品を取り扱うお店などで購入できるものもあります。また、オリジナル紙袋を作ることができるお店もあります。使い捨てでありながら丈夫で、折り畳んでコンパクトにまとまるため収納しやすく、持ち歩きにも便利な点が魅力です。ショップバッグを普段からストックしている人も多く、書類の持ち歩きや一時保管用として使ったり、手土産を入れて配ったりといった活用をしているケースも多数あります。ポリ袋と比べても高級感があっておしゃれな点が魅力です。特に、ショップ袋にはお店のセンスや世界観が表れていますし、ブランドショップのロゴが入ったものはブランド好きの間で重宝されています。しかし、その一方で水に弱いという弱点があります。そのため、デパートなどでは雨が降ってくると紙袋にレインカバーを取り付けるのが一般的となっています。 雨の日対策としてお店でよく用いられるショップバッグのレインカバーと言えば、透明のポリ袋の底に持ち手の幅だけ穴が開いたような形状になっており、上から被せるだけで使えるようになっているタイプが主流です。 レインカバーは簡単な構造のため自作するのも簡単ですから、防水対策が施されていない紙袋を雨の日に使いたい場合にもおすすめです。耐水性がない紙を使ったショップバッグも、その弱点を補うレインカバーを活用することで雨の日にも快適に使うことができます。

耐水性がある紙袋とは

紙袋の雨の日対策は、レインカバーばかりではありません。最近では、紙自体に耐水加工が施されているものも増えてきました。紙袋に施される耐水加工は、ラミネート加工が主流です。ポリプロピレンが原料の薄いフィルムを表面に貼る工程をラミネート加工と言います。ショップバッグばかりでなく、名刺などのカード類から布バッグに至るまで様々なアイテムに用いられており、なじみがある加工方法です。ラミネート加工をするとレインカバーを取り付ける手間が省けるばかりでなく、紙の強度が上がるメリットもあります。 ラミネート加工というと透明のフィルムを使うイメージを持たれがちですが、紙袋にはカラーフィルムも用いられます。ラミネート加工に用いられるフィルムには様々な種類があり、最も多いのはグロスタイプで、光沢感が強いのが特徴です。また、それとは対照的につや消し加工が施されたマットタイプは光の反射を抑えた上品な雰囲気があります。グロスタイプとマットタイプの間をとったパールタイプのフィルムを用いている紙袋もあり、落ち着いた光沢が魅力です。 なお、持ち手部分の加工にも注目する必要があります。雨の日にレインカバーを用いないと紙袋の本体と持ち手部分との接続部分が水ぬれによって強度が弱まり、外れてしまう可能性があるためです。持ち手の接続部分には、パンチで穴を空けただけのタイプと、穴の部分に金具をはめたハトメタイプがありますが、ハトメタイプの方が強度は圧倒的に強く、雨の日対策だけでなく、重い荷物を入れる際にもおすすめです。 また、持ち手がプラスチックになっているタイプも強度が強く、ある程度の水ぬれに耐えられるだけの耐水性も備えています。取っ手がなく持ち手を小判型にくりぬいたタイプの紙袋を雨の日に使う場合は、持ち手部分が固いものを選ぶのがポイントです。

耐水性があるオリジナルバッグを作る

レインカバーを使わずとも耐水性があるオリジナルの紙袋を作りたい場合には、オリジナルグッズの作成を行っている会社に依頼するのがおすすめです。特に、インターネットで注文できる会社であれば問い合わせや打ち合わせもメールや電話1本でできるので便利です。オリジナルグッズを取り扱う会社はたくさんありますが、紙袋に特化した会社であれば知識や技術に長けており、信頼できます。 レインカバーが必要ないほどに耐水性を持たせるのであれば、紙にフィルムを貼るラミネート加工が欠かせません。用途によっては袋の外側だけでなく内側にもラミネート加工を施す場合もあります。つやがある仕上がりとなるグロスタイプのフィルムは、見た目にもすぐに耐水性や頑丈さが伝わりやすいため、よく用いられます。反対に、マットタイプのフィルムはつやを抑えた仕上がりとなり、主張を抑えた上品な雰囲気となります。最近は色付きのフィルムがよく用いられますが、もともとの紙の色を活かしたい場合には紙に近い色のフィルムを用いることで美しい発色が実現します。 また、ラミネート加工が施されていても、内容物によって紙袋の重さが増すと持ち手部分が取れてしまう可能性があります。持ち手部分の素材だけでなく、持ち手と本体との接続部分の加工にも留意することが必須です。持ち手部分の素材としてはポリプロピレンの糸を編んだPPスピンドルや、PPツイストが適しています。持ち手を通す穴にはハトメを付けておくと、穴が広がって破れてしまうのを防ぎ、耐荷重量も上がるようになります。