オリジナルの紙袋を作るときに検討すべきこと

2019.03.21

紙袋の使われ方と歴史

紙袋は普段どんな場面で使われることが多いのでしょうか。洋服や靴、化粧品などを買ったときに商品を入れてもらったり、展示会や説明会などで書類や記念品を入れたりしますが、どのようして作られているのかまでを考えたことがあるという人は多くないでしょう。素敵なデザインの紙袋は、持ち帰ったあとに私物を入れることにも使えます。顧客に繰り返し使ってもらうことは会社の宣伝にもなります。最近ではインターネットの普及で、オリジナルの紙袋をより簡単に注文して製作してもらうことができるようになりました。 そんな紙袋はいつごろから作られるようになったのでしょうか。紙袋はアメリカで最初に作られましたが、当時は底にマチがなく、自立しない紙袋でした。それを現在のような形にしたのはオハイオ州出身のスティルウエルだといわれています。スティルウエルは機械で作られる紙袋の特許を1883年に取りましたが、その後すぐには普及しませんでした。アメリカで紙袋が普及し始めたのは1930年ごろで、スーパーマーケットで使われ始めたのがきっかけとなります。 日本では1923年にアメリカで作られたものを見本に日本の企業が作ったのが最初で、用途はセメント用でした。それから数十年たち、百貨店がオリジナルの紙袋を作って使うようになると、紙袋が広告としての役割を持つようになり、日本でも普及しました。

オリジナルの紙袋を作る手順

オリジナルの紙袋を作るにはどのような手順を踏めばよいのでしょうか。まずは大きさを決めます。大きさは何を入れるかによって決めますが、入れるものの大きさより4cmから5cmくらい大きくすると、出し入れがしやすくなります。また、長めのものは長い部分を下に入れるようにすると持った時に安定します。 次に袋の材質と色を決めます。袋の材質は厚さが何種類かから選べるようになっていて、厚さがある方が強度が増し、高級感も出ます。中身が4kgから5kgまでならどの材質でもいいのですが、5kg以上のものを入れる場合は厚めの材質を選びます。色は印刷するイメージとのコーディネートで雰囲気が変わってくるので、慎重に検討しましょう。 印刷するイメージと加工の方法を決める際には、何色使って印刷するのか、箔押しやラミネート加工をするのかによって値段が変わってきますので注意が必要です。最後に持ち手の種類と色を決めます。持ち手の種類にはプラスチック製のハンドルやアクリル製の丸い紐、リボンのような平たい紐などがあります。また、持ち手を付けずに袋自体に穴を開ける方法もあります。紐が通る穴をハトメで留めると穴の強度が増します。 ここまでできたら、業者を選び、見積もりを取ります。ここで予算を伝えておくと、柔軟に対応してくれるところもあります。納期の確認も忘れずにしましょう。何枚から製作に応じてくれるか、最低ロット数も業者を選ぶポイントです。見積もりに満足でき、印刷のデータが間違っていないことを確認してから発注します。発注後は納品を待つだけです。

オリジナルの紙袋を注文するときに気を付けたいこと

オリジナルの紙袋を注文することを決めたら、どのような点に注意して発注すればよいのでしょうか。まずは納期を確認する必要があります。開催間近のイベントなどで使用することが決まっているなら、短い納期で製作してくれる業者を選びましょう。ただし、デザインを凝ったものにしたい場合には対応してもらえない場合があります。また、短い納期で発注すると、通常の納期のコストより割高になる場合がほとんどです。 印刷方法も、コストを左右する要因となります。印刷にはオフセット印刷とフレキソ印刷があります。オフセット印刷は写真やグラデーション、小さな文字を綺麗に表現することができます。フレキソ印刷は、ベタ塗りと呼ばれる平面的な表現を得意とします。1枚当たりのコストはフレキソ印刷の方が安いのですが、オフセット印刷よりたくさんの枚数からの製作となるため、数千枚単位ならフレキソ印刷、それ以下ならオフセット印刷にするのがよいでしょう。 印刷データは、ファイル形式をあらかじめ決められたものにしなければなりません。特に色は表示する画面で見たときと直接見たときとで色が変わったように見えるため、指定のカラーモードで入稿しましょう。ロゴなどの色があらかじめ決められている場合や、メタリックカラーなど4色フルカラー印刷では出せない色がある場合は特色としてインキの色を別途指定します。支払い方法も見積もり時に確認しておきましょう。特に急ぎの注文の場合には事前に確認しておくと慌てることがありません。 資源の有効な利用の促進に関する法律に基づいた紙マークは、必ず入れなければなりません。あらかじめ入れたい場所を決めておき、デザイン入稿時に伝えるといいでしょう。素敵なオリジナルの紙袋を作成する際に参考にしてみてはいかがでしょう。

 

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